ここ数日いい天気が続いて、太陽に照らされる秋のいい色が恨めしくさえ思えていたというのが正直なところ。ぜってー週末歩くから晴れてくれと祈りながら、黙々と仕事に勤しむ日々でした。しゃべる人もいないからね、オレの席。逆に一人でブツブツ言ってたら危ないな‥‥。
仕事があって午後から歩いたものですから、空の青がちょっと出にくくなっちまったのは残念ですが、でも少しずついい色になってきてるなぁと感動すら覚えます。赤も黄色も緑も楽しめる時期です。
森の中は比較的黄色が多いです。イチョウの真っ黄色もいいですけれど、葉脈というのかな、そういうのが残って、色も緑からのグラデーションになるみたいな、あぁ秋だなぁと思うのです。
お昼過ぎだというのに、日が当たらない北斜面の土手などには、まだ朝の露が残っていたりして、背の低い雑草はまだまだ青々としていてその強さを感じます。あ、ひんやりする感じもしたからひょっとして今朝は霜が降りたんでしょうか。
高台から望む遠景もいい感じに霞んでいます。花の終わったコスモスがのんびりとそよいではいますが、あたりの草なんかももうぐったりしていて、何かちょっと淋しくもありますな。
場所というか個体差がずいぶんありますが、モミジの赤はやっぱりいいですね。ひとくちに赤とは言うけれど、紅、朱、緋、茜‥‥いろんな色があって、それぞれに趣があって、いや赤ばかりではないんですけれど、そのさまざまな色を楽しむことができるのが秋なんだよねぇ。
ドウダンツツジの生垣に日が差して、まるで万華鏡かステンドグラスのように輝いていました。
七十二候は第五十四候「楓蔦黄(もみじ つた きばむ)」です。このあたりではご覧のとおりもう黄から赤へと移っていますが、あと1・2週間ほどで最高潮に達するでしょうかね。
歩いてるとき知り合いの奥様にお会いして、あらまぁひろまるさん大神宮行ってみました? って訊かれたんですが、まだちょっと早いかなぁと。今年もいい写真を撮ってみたいものです。
でもいよいよ秋も終わりです。暦の上ではこれが最後。来週はもう冬なのかぁ。
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