油断していたら七十二候は3つも過ぎてしまいました。
ちょうど1週間前、第五十一候「蟋蟀在戸(きりぎりす とに あり)」の終わりとともに寒露の候は霜降の候へと移るんだなぁ‥‥なんて思って、水曜日からの忙しい週を迎えたのでした。
その頃に撮った写真がこれなんですが、キリギリスだと思ったのによく見たらツユムシだったのです。同じバッタ目キリギリス科ですが、ツユムシはどこか弱々しいところからその名が付いたのだとか。キリギリスもそんな強そうには思わないけど、秋の夜長に聞こえる鳴き声とか思い出すと、何だかひんやりしてきたなぁなんて感じたりもします。秋もいよいよ終わりを迎えます。
霜降の始まり・第五十二候は「霜始降(しも はじめて ふる)」。これまたそのまんま。
間もなく霜が降りるだろうってのに、今年は季節はずれ?の台風襲来。さえない日が続いてしまいましたよね。ピッタリと暦どおりに行くわけではないけれど、もうちょっと穏やかでもいいんじゃねぇかと思います。
霜の話に戻しましょう。霜が降りる前に、逆に霜にあたってから、収穫時期もいろいろのようですがいずれにしてもそばの季節到来です。新そばですね。いいですねぇ。自分はずっと山都のそばを使っているのですが、今年はついに新そばまつりの案内が届きました。招待でも何でもないただのチラシなんですがちょっとうれしい。ぜひとも行きたかったのですがあいにく仕事。蕎邑も萬長も食べ比べてみたかった‥‥。_| ̄|〇
そうこう言ってるうちに第五十三候「霎時施(こさめ ときどき ふる)」を迎えました。定番おやじギャグで身も心も寒くなりますな‥‥。
雨も風もやみ、台風の影響がようやくなくなってさわやかな秋晴れ。やっぱ気持ちがいいもんです。でもぱらぱらと小雨の降る季節なわけですし、次第に地温も気温も低くなり、ほどなく紅葉と引き替えに冬がやってくるんですね。何だか秋も楽しまないうちに終わってしまうような気がする。
秋の楽しみはやっぱカメラかなぁ。オリンパスの新しい Proレンズがとっても気になっています。E-M1 との組み合わせこそなのかも知れないけれど、E-M5 でも相当な恩恵を受けられそうな気がしてムズムズしてると言いますか。防塵防滴だからぱらぱらの小雨なんかへっちゃら‥‥なんだけど、身体がついて行かなくてねぇ。相変わらず睡眠の秋です。
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