急に寒くなった先月末、やっぱり衣替えの季節だと思ったらこの1週間はなんだか蒸し暑い日が続きましたね。正に季節の変わり目という感じですが、秋バテもようやく落ち着いてきたような気がします。彼も前回同様4泊5日で退院してきました。
今日はさわやかな秋晴れ。でもやや強い乾いた風が吹いてけっこう寒い。西高東低の気圧配置ですからね。ダウンベストを着てのウォーキングです。七十二候は読んで字のごとし第五十候「菊花開(きくの はな ひらく)」となりました。二本松の菊人形も御召し替えが済んだようですね。
さて、寒露の候を迎えると三春も秋祭りになります。昨日・今日は三春大神宮の秋季禮大祭。町にはそれぞれの山車や神輿がにぎやかに繰り出して、今夜は大神宮へと還っていくその行列が見物です。
中町の山車は真っ赤な提灯が艶やかさを一層際立たせますね。青い空によく映えます。
大神宮からやってくる神様を各町の神社で迎えます。神様はスケジュールどおりあっちこっちと渡ってくるものですから、だいたい時刻を見計らって準備がすすめられます。天気のいい日でよかったですね。
こちらも準備が整ったようです。交通整理のおじさんたちも集まって、年に一度の楽しいひとときという感じ。小さい頃はもっとにぎやかだったよなぁ‥‥なんて話も出るんでしょうが、ん〜確かにどの町にも子どもの姿がほとんど見えません。
時間になったらゲームをやめて集まって、神輿を担いで一回りし、あぁ疲れたとまた家に戻る、そんな感じなんだろうなぁ。夜の神輿もあるからたいへんなんでしょうが。
何十年、何百年(?)、脈々と続いてきた町の祭りのようにはいかないけれど、新しい住宅地にもぜひお祭りを‥‥と立ち上げたのはちょうど20年前でした。小学生の保護者を中心に集まって、見よう見まね、手探りで始めたあの頃が懐かしく思い出されます。
ごく狭い範囲ながら年を追うごと一層盛り上がり、3年後にはこんな御神輿まで整備したというか自作したというか。3日間の御神輿づくり合宿は忘れられないなぁ‥‥。
今や若蓮もできて小若蓮とともに町のお墨付きとなっているようですが、もうすっかり世代も顔ぶれも替わってしまいました。当然のことです。お祝いを届けてもあんた誰?程度の対応しかしていただけないことには一抹の淋しさも覚えたりするわけですが、この御神輿が今年も真ん中に鎮座しているのを確認できさえすれば、オレ的には秋のお祭り終了なのであります。
願わくば、この神輿はじいちゃんたちが作ったんだぞって、それを孫たちが担ぐようになるまで保たせられたら。はぁ〜あと何年後になることやら‥‥。
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