2014年のモレスキンノートが発表され、さっそくあれやこれや構想を練っているところでありますが、手元にモノがないだけに妄想がね、パねぇんですよ。まだ 5カ月も先だっていうのに‥‥。
ほぼ日手帳の動向が気にはなるのですが、ほぼ日では新しい展開があるんでしょうかねぇ。カズンであったり WEEKSであったり、全く別の手帳が出るときの動揺はそりゃ隠し切れませんが、そうでなければカバーバリエーションだから‥‥と割り切ると、それはそっちに置いておけるようになるオレ。
んでモレスキンだけに絞って考えてみるんですが、ほぼ日も含めた現在の自分の手帳群に書き込んでいるあれこれをざっくり分析してみると、何でもかんでもになっている部分があるなぁと感じます。ここは新たに専用の1冊を準備した方が、中味もスッキリするなぁと思って少し探してみました。
それが「パッションダイアリー」ってものなんですが、こういうのは専用だけにフォーマットというかノートの書式がどうなのかというところが最も重要なポイントなわけです。
しかしながらモレスキンのサイトでは、この中身をじっくり見ることができない。あるのかもしれないけれど見つけられない。もちろん現物を手に取って見られればいいんですが、モレスキンアトリエは都会に数店舗ですし、東北でも福島にだけモレスキンの取扱店がないという‥‥こんな田舎ではどうしようもねぇのです、残念ながら。
しかし新しいノート類の発売と同時に今年の手帳はもう 50%オフセール。半年しか使えないのだから当然と言えば当然なんだけど今年はまだ 5カ月も残ってんだよね。来年のためにあれこれ検討しながら試用してみるものと思えば、それもありかなぁと考えまして取り寄せてみました。
モレスキンはノートのバリエーションが豊富ですよね。ただ正直なところはどれも大差ないんだよね。(^^; 良くも悪くもです。良い意味では「もうちょっとここがこうだったらいいのになぁ」の微妙な違いがありがたかったりなるほどと感じたりなんですが、このウエルネスダイアリーも自分にとってはなるほど便利かも‥‥な一冊でした。
基本はヴァーチカル式のウィークリー。下半分は基本的に日々のノートですが、エクササイズの記録、ダイエットの記録などのスペースが設けられているわけです。それをどう使うかはユーザ次第ということですね。
別冊のタブノートもついています。普通にラージサイズですので、他のノートで使ってもいいですね。
そもそもウィークリーノートなので、そんなに厚みはなくていいわけです。が、そこはほら一定の厚みをもたせないとバランスってものがありますから、健康管理に関連するノートページが豊富です。ダイエットノート、レシピリスト、ボディセラピー、などのページも確保されていますが、それはそういうタイトルのページがあるというだけで普通のルールドノートです。でも、あぁそういうことも書いておくわけねと意識付けにはなる。
いろんな情報ページもあって、これは南半球のフードカレンダー。北半球では春から秋に野菜や果物の旬が集中していますが、南半球ではけっこうばらけているんですねぇ。
ちなみに北半球はアメリカ、南半球はオーストラリアの例となっています。
それからフードファクト。食品成分表とでも言うんでしょうか。こういうの気にしないとダメなんだろうなぁ。アボカド好きだけどカロリーも脂肪も高いんだなぁ。
なんて感じでひととおり眺め回した次第です。結果から言えば、これがベストだとは思わないけれど、自分の構想に概ね合致する部分が少なくなく、さっそく8月分から書き込んでみることにしました。
食事の記録は 2011年から何となく始めてもう3年目。レコーディングダイエットなんて言葉もありましたが、特別そんな意図はなかったんです。ただ何となくほぼ日の月間カレンダーが余っていたのでそこに書き込んでみただけ。でも1週間2週間と続けていると、空白が気になってくるんです。パッと見た時にあれ?何を食べたんだっけ‥‥と何とか思い出して書き込むようになってくる。そうして2年7カ月が過ぎただけ。
これを今度は週間で見るようになると、時刻のずれや書き込む量(ざっくり考えれば摂取品目や食事時間)の違いがわかってきます。つまり自然に日々のリズムを可視化できてしまうってわけ。
Timenote なんて iPhone アプリで記録してみたこともありましたが、なるほどおもしろいなぁと感じる反面、行動のタイミングでタップすることが目的化してその結果は「ふぅ〜ん」だけになり、やがてめんどうになってしまいさほど使わずに終わってしまいました‥‥。
でも、アナログでもこうしてできるんだなぁと今回気付きましたし、それを手で書くということは少なからず都度の思考も伴うんですよね。いちいち比較する。最近こういう傾向だとかって何となくわかる。いちいち計算する。何日間ぶりだ、何日間運動してねぇってのがわかる。
ダイエットや運動のアプリなんかもあって、何日間運動してませんよなんてメッセージが表示されたりしますが、それも最初はありがたいんだけど、別に5日でも1週間でもいいんですよ。運動してないことだって知ってんの。次第にそういうアプリがうざくなってくんの‥‥。
でも自分で記録して、空白の多さに自分で気付くと、よし今度の週末は‥‥と重い腰を自分の意思で上げるんだよね。そういう気づきの一助になるノートを作っていくことが、ものごとの記録の大切な意味なんだろうなと、ようやくわかったような気になりました。
ノートは何でもいいと思うんです。何でもいいから記録しておくことだと思います。いずれ別のノートの必要性を感じたら分冊すればいい。いずれ専用のフォーマットがほしくなったら探せばいいし自分で作ればいい。
自分はたまたまこのパッションダイアリー・ウエルネスに出会いましたが、いずれにしてもアバウトに使うことが長続きのコツだから、自分なりに楽しみながらやっていこうと思います。試してみて正解でした。
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