1週間ぶりのウォーキングだったわけですが、ヤマユリも可憐な花を咲かせ始め、散策路にも香りがうっすらと漂っていました。
七十二候というものを意識しながら歩くと、これまで以上に季節の微妙な違いを感じるというか、例えば同じ猛暑の日であっても気温や湿度など空気の感じ、空や陽差しの違いなど、次の候への移ろいに気付いたりするわけです。
今年初の抜け殻発見。まだ新しいっぽい。きれいに脱いだもんだなぁと感心してしまいます。姿こそ見えませんが、セミの鳴き声がずいぶん聞こえてくるようになりました。アブラゼミの暑苦しい鳴き声ではなくてむしろ涼しげな‥‥。
この林を歩いていると、ククッ、ククッ、という小さな鳴き声が聞こえてきました。すぐ隣の木に小さなセミが留まったのを見つけたんですが、ひょっとしたらこれさっきの抜け殻のヤツかも知れないと思うと、何だかちょっとかわいくなってしまいます。さっそく飛び方の練習をしながらついてきたのかも。笑
さて、あきらめず先日も川に行ってみました。目星を付けていたポイントを重点的に見ていたんですが、しっかりとカワセミの姿を確認することができました。残念ながら今回もカメラに収めることはできませんでしたが、その行動範囲などから考えると‥‥まぁいいか。結果を出してからということで。
その近くでカルガモがうるさいくらい羽根をばたつかせていました。飛び立つのかと思うと水の中に潜ろうとしたりの繰り返し。ひょっとすると小ガモがそれなりに成長していろいろ練習してるのかも‥‥。
蓮が咲き始める一方で、生きものたちにもまた新しい季節がやってきます。どんどん成長するんだと思う。今度の候は鷹乃学習(たか、すなわち、わざをなす)です。雛鳥たちが巣立ちの準備をする時期なのだとか。飛び方を学び餌を捕る方法を学び、やがて独り立ちするわけですね。猛禽類だけじゃないはず。
セミも、カルガモも、ということはカワセミも‥‥。もうそろそろ撮らせてください。
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