梅雨明け足踏み・ちょー寒っ

　先日撮った写真ですが、法蔵寺の蓮が見頃を迎えています。ウォーキングではちょっと立ち寄ってみようという場所になっていて、１年を通して楽しませていただいているお寺ですが、このシーズン・蓮の花の色と大きな葉っぱの緑とのコントラストが一番好きかも知れません。
　法蔵寺では観蓮会と称したこの季節ならではのイベントが毎年企画されるんですが、カメラだけの自分はそこをちょっと外して出かけるので、中味をご紹介できずに申し訳ありません。でもぜひお出かけいただきたいと思っています。

　花の種類もさまざまで、微妙に違う色や形に人もまた唯一無二の個性があればこそなのだなぁなどと一瞬悟ったりもするものです。唯一無二とはいえ、おしなべて蓮はやっぱり蓮らしいんだなぁ。

　先日、町内でもずっと郊外の方を走っていたときに、蓮田がある場所を見つけました。見つけたというか、こっちに蓮の花が咲いてますよ → という看板に気づかされただけなんですけどね。
　カメラを持ってなかったのと風が強くて iPhone じゃ厳しいかなと思ったものですから、また来てみようと素通りになってしまったんですが、そういえばあっちも‥‥、そういえばあっちも‥‥、すっかりご無沙汰している蓮田も少なくありません。
　でもみんなそうして蓮の花に癒やされてるんだろうなって思うわけです。不思議。

　強い雨が断続的に降ったりして、かと思えば晴れ間が広がって蒸し暑い日が続いたり、そんな梅雨の末期の天気にそろそろ梅雨明けかと思っていたら、昨日から「寒〜い」日が続いています。涼しいじゃなくて寒い。今は鼻水すすってる‥‥。
　タチアオイもこのシーズンの花ですね。花が下から咲いてきて、梅雨が明ける頃にはてっぺんの方の花も咲きそろうんだとかって、おねえちゃんがお年寄りの方から聞いてきたそうです。
　なるほどそういえばてっぺんまできてるなぁ、そろそろ梅雨明けだなぁと思ったんですが、このタチアオイに限って言えば何だか中間層がまばらだったりする。これが不順な天候の表れでもあったりして‥‥。

　それにしても寒いのです。大暑の候とはとても思えません。梅雨明けがどうのこうの言ってる傍らでコスモスが咲いていたりして驚きました。
　暑さや寒さや、雨でも風でも雪でも、とにかくどれも極端なんですよね、最近の気象って。極端と言ったっていわゆる「平年」と数日違うとか数度違うとかその程度ではあるんですが‥‥。いかにその「平日」が平日であるかですよ。平日であることの安定性こそが人の求める安心なのかも知れません。
　今日も平年並み。今日も普通である。今日も普通に生きていられる。そんなところにこそ喜びを感じたいものです。日々是平日。平日こそ好日。やっぱ日々是好日なのか‥‥。