出勤したらヤケに暗い‥‥。明かりが点かない、ブレーカーが落ちてしまうのだ。照明器具のどこかが劣化して漏電するらしい。晴れていたから外の明るさでどうにか仕事はできていたんだけれど、暗い職場というのはけっこう疲れる。けっこう集中できない。
いつも来てくれている電気保安点検の業者さんに急きょ診てもらったところ、やっぱり照明器具ではないかとのこと。何だかちょっとめんどうなパターンらしいのだ‥‥。
いや、暗い職場というのは「デンキが点かない」という意味であって、普段はホントにもうあかるい職場なのだ。職員数たった十数人、年齢層比較的高め、そしてお互いに笑いのツボを押さえている。涙もろいオレはハンカチが欠かせない‥‥。
あかるい職場だから仕事もそれなりに楽しい。細かいことはいろいろあるけど気にしても仕方がない。しかし残念ながら今日は仕事にならない。これくらいの暗さなどどうってことない‥‥とみんな思ってたみたいなんだけど、午後になり日が傾くに連れ字が読めなくなってくるのだ。年齢層がなぁ‥‥。つらいからブツブツ始まる。そのブツブツなつぶやきがツボにはまってしまう‥‥。Wで仕事にならない。
日中は業務に支障があるので、夕方電気屋さんにその原因を特定していただいた。今度は机の上だからホントに仕事どころではない。ホコリとか大量に落ちてくる‥‥。
その結果自分の座席の真上にある器具が原因であるとのこと。部品を取り寄せるため来週の初め頃改めて修理をすることになった。
それ以外のところは点くようになったからいいんだけど、自分とこはやっぱり暗いっちゃ暗い。だからもう今日は潔く早々に退勤することにした。
明るい職場がいい。あかるい職場は居心地がいい。無駄遣いしているわけではないが、デンキが煌々と点いていればそりゃぁ電気を消費する。居心地のいい職場でも、一人減り二人減りしているうちにだんだんぐったりしてくるものだ。ぜんぜん居心地なんか良くない。
明るいうちに帰る。これが一番だと思う。残業が当たり前ってどうなんだろう。定時退勤が当たり前であることをまず確認しておくべきなんだろな。その上で、ムダな仕事をいかに減らしていくかなんだけど、まぁ現実はなぁ、あかるい職場であることだけが頼りだったりするわけで‥‥。
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