間もなく5月も終わってしまいます。6月‥‥そろそろ今年も半分か。衣替えを迎えるわけですが、ここまでの5カ月間何となく使ってきた WEEKS を ふと手にしっかりと持って、手帳の衣替えはいらないのだろうかと考えました。上品なしっとりとした革カバーの手ざわりとは相反する疑問なんですが‥‥。
1月1日、新年を待って嬉々として使い始めたのは良かったのですが、1年目の WEEKS を経験したからでしょうか、次第に何かこそばゆい、いつになってもよそ行き感が払拭できない、そんな気持ちが大きくなりつつあるんです。
当初は、ハードカバー・チェック柄のそれを革カバーにきちんと挟み込んで使い始めました。春からは Spring を追加したため、写真のように革カバーにさっと挟んでくるむようにして携行してきたんです。
で、職場に行ったら Spring はカバーから取り出してるんですが、残ったメインの方がどうにも馴染まない‥‥んだなぁ。
それで衣替えを機にカバーから外し、革カバーなしで使ってみたところ、かなりしっくり来るようになったんです。いやホントにその、上着を脱いでスッキリしたような感覚でありまして、こそばゆさとかよそ行き感とかずいぶんなくなった気がする。
そもそも2年目の WEEKS はそれだけでしっかりしたカバー付きの手帳になったんですよ。グリーン系のタータンチェック柄・ブラックウォッチのハードカバータイプ。なんてステキなんでしょうって感じ。
一方で WEEKS用 の皮カバーがステキ過ぎるの。吉田カバン特製のパスポートカバーだもの、ほしくないわけがないんです。自分は本体のハードカバーが折れたりはしないか、カバーの生地を保護する必要があるんじゃないか、いろんな理由を探して自分をその気にさせて、当然のようにその専用カバーを手に入れたんです。
つまりハードカバーになった手帳をさらにレザーのパスポートカバーで覆うってんですから、カバーの二重構造やぁ〜ってことなんですよねぇ。カバーオンカバーなんて言葉もあるわけですが、それって言い換えれば単に過剰包装なんじゃないかとさえ思うわけです‥‥。
実はカバーによる過剰包装だけが原因ではないと思っています。自分は握って探す方がいいということがわかってきたんです。
ページを探すときは、手帳全体を丸めるように握ってパラパラめくりやすいようにします。しおり紐だけが頼りじゃないですからね。これだと手にした瞬間からページめくりの動作が始まるんです。ページをパラパラとスライドする方の親指に邪魔なものが当たらないとなおいい。
ハードカバーは丸められません。だから握るんじゃなくて手を開きます。表紙を大きく開いて手のひら全体で持って、それから紙をめくっていく。だから遅いんですよ。別に急ぐわけでもないんですが、同じ手帳なのにレスポンスの違いを感じてしまうと‥‥。
Spring を買ったのも、案外このあたりに起因しているのかも知れないと最近思います。もちろん合成皮革カバーの周囲はきっちり断ってあります。
まぁとりあえず今後当面パスポートカバーは携行時にくるっとくるむだけにして、手帳そのものは素の状態で使ってみようと思います。衣替えでさっぱりという感じ。それはそれでクールビズのような気もするからいいんじゃないかと‥‥。
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