昨日は珍しく・ずいぶん久しぶりに、一眼レフを持たずに、iPhone 4だけジーンズのポケットに突っ込んで歩いてみました。手ぶらって気持ちいいです。笑
カメラもシャッターのレスポンスがすこぶる良くて、ボタンを離した瞬間にカシャッ!と画像が決まる感覚がいいです。3Gではカメラアプリそのものの起動が遅く、加えてそこかしこにタイムラグがあるんですよねぇ。シャッターチャンスもほんの少しのところで逃したもんですが、そういった不満はほとんど感じられません。
いつもの「だいす木」も、けっこう精細に写っています。
この2つ、上は3G、下は4Gで撮影したものです。3Gでは最大1600*1200の写真でしたが、4Gでは2592*1936になりました。どちらも480*360まで解像度を下げたものですが、違いが歴然ですね。写真が明るくなりました。画面左側、葉っぱの様子もだいぶ違いますね。穏やかそうに見える水面も、実際の写真ではかなり細かな波まで確認できます。
たまたま画面左上の位置がほとんど同じだったみたいですが、対角となる右下の位置を見てみると、かなり広角になっていることもわかります。色としては3Gの方が好きかも。
ケータイカメラでは画面の真ん中にピントが合うのが一般的ですが、任意のポイントをタップしてピント合わせができるようになりました。いわゆる置きピンみたいなことができるわけです。
また、最短撮影距離は3Gで15cmくらいでしたが、4Gでは6cmくらいまで寄ることができます。マクロ撮影が可能になったんですね。
というわけで上の写真ですが、3Gで何となく撮ってしまったアジサイ。少々近すぎて大きい花の方にピントが合っていません。左下の小さな花の方ですね。下は4Gですが、きちんとメインの花にピントが合っています。いずれもクリックして見てみてください。
デジタルズームは微妙にぎこちない気がしますがまぁまぁというところでしょうか。
ピント合わせに応じて、暗い所ではやや明るくなるし、明るい所では少し暗く、自動で露出補正もしてくれるようです。固定する機能まで求めるのは贅沢か‥‥。
写り具合は全般的に昨今のデジカメ然とした感じ‥‥なのかな、はっきりくっきりです。それは待ち望んでいた点ではあるのですが、あの心なしかピントに甘さのある・やや強めだけど自然な色味の3Gの画像も嫌いじゃないなぁと改めて感じます。
そうは言っても、こうして見比べてしまうとぜんぜん違うカメラが付いたんだなぁと感じます。撮っていて気持ちがいい。3Gにも撮る楽しみはあると思いますけどね。
それでさっそくToyCameraも使ってみたんですが、これはこれでやっぱり手放せないおもしろさがあります。試してはいませんがムービーも含めてますます楽しめそうです。
ただ、当たり前のことではあるんですが、だからと言って一眼レフを持たずに歩いて満足できるわけではないんですね。一眼レフのあのボケ味とかコントラストとか色とか、そういうのはやっぱりかなわない。それでいいのだ。
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