Golfの冠はついていても、GTIやR32はまた別な車種なんだと思うようになりました。それらも含めて「Golf」という括りで比較してしまうと、なかなかGolfらしさが見えてこないような気がします。そうした幅を持っているというのもGolfらしさなのかも知れませんけどね。
Golfらしさって何でしょうね。いくら考えても答えは出ないと思うんですが、こういうことなのかも‥‥と納得するところはあるんですね。結局はそれぞれのフィーリングなんでしょうが、自分としては乗りやすさかな。そこに使いやすさが加われば不満はないのかも‥‥。もちろんGolfじゃなくても乗りやすくて使いやすい車はたくさんあると思いますが、デザインとか考えますとね。
さて、2、3ときたら4ですが、4なら黒のWagonしかないと以前から思っておりました。ワゴンだから使い勝手もいいはず。数もそれなりに出てるようだから、ここは程度の良いものを狙えるかも‥‥と、Wagon GTのフル装備がにわかに候補として浮上しました。
今のまま乗り続けるとしたらスタッドレスタイヤを新調しなければならないので、もうタイムリミットだと思い、タイヤかWagonかの二択でディーラーへ出向いた次第。ずいぶん悩んでいた割にはこういう選択肢かよ‥‥と思わないでもないですね。心の中ではほとんど決めていたようなところもあったりするし‥‥。
けっこう出ていると思ったんですが、幸か不幸かその店では「探してみます」という結果。そこにWagonがあったら即決だったでしょう。ワゴンなら使い勝手がいいだろうと考えていたはずなんですが、でもホントにWagonでいいのかという迷いもまだ残っていたりして、ちょっとだけホッとしたような気もしました。
それで改めて担当の方とGolfの話をあれこれすることができました。彼はもともと整備の方をやっていて営業になったそうです。VR6もずいぶん整備したそうですから、自分が苦労してきた・しているトラブルなどをよく知っているんですね。
VR6でそれなりのパワーとか運転する楽しさは味わったから、今度は乗りやすさであるとか、快適性だとか、自分一人じゃなくて家族みんなにとって良い車を、今度はワゴン系を‥‥でも新車を買うつもりは全くない、そんなふうに考えた結果、Wagonに至ったんだという話をしました。
するとちょうど彼がWagon GLiに乗っているらしく、第三世代までの良いところ悪いところ、第四世代の良いところ悪いところ、第五世代以降のこと‥‥というふうに話が弾みました。初対面なので弾むってほどではありませんが。
結果的に、Golf Wagonは取りやめにしました。魅力はまだまだあるんですけどね。この先のことを考えると第四世代は飛ばしてもいいや、もう一度考え直そうと思ったんですけれど、偶然にもそこに運命の1台が展示してあったのです‥‥。
実は現在代車生活でありまして、その代車が鮮やかなジャズブルーのWagon GLiなんです。すでに新しい車は注文済みですからあれこれ言っても意味がないんですが、Wagonの感想も少し書いておきます。
GLiは2.0Lのスタンダードなエンジンですが、1.8LツインカムターボのGTというグレードもあります。しかしGLiでそれほど不満を感じるわけではなく、上位グレードのパワーに負けないボディ剛性を備えているので、逆にしっかりしてるなぁと感じます。
シートのホールド性がものすごくいいので驚きましたが、運転席だけRECAROに交換してありました。なるほどなぁです。ずーっとシンプルなインパネを見続けてきたものですから、メーターパネルもすげ派手に感じたり、コンピュータ制御という感覚もこれまで以上に伝わってきます。
ま、総じて乗りやすいと思います。正直これでもいいんじゃね?と思いますし、上位のGTにもし乗っていても失敗ではなかったと思っています。珍しくかあちゃんも「これ乗りやすい」と言ってるし(逆にこれまでずっと我慢してきたのだという意味か)、ということは次の車もきっと‥‥。
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