樹齢千年以上と推定されている国の天然記念物「三春滝桜」ですが、その樹勢を回復させる大規模な作業が、先週末から始まりました。
樹齢千年ということは、自分が小さい頃もたぶん千年くらいだったんですよね。それくらいの歳になるともう20年・30年なんてさほど変わらない‥‥はず。でも、小さい頃に見ていた滝桜の枝ぶりなどを何となく思い出してみると、最近の様子とは比べものにならないほど勢いがあったようには思います。と同時に、ここ10年くらいの滝桜は、一時期よりはずっと元気になったなぁと感じたりもします。というのも、ホントかわいそうなくらい衰えちゃったような時期があったんだ‥‥。
そういう時期を乗り切ったのは、町民みんなで守り育ててきた証だと思いますし、さまざまな環境整備のおかげだと思います。もちろんそれには相当な費用がかかってしまうのですが、数年前からご協力いただくようになった「滝桜協力金」についてご理解いただき、シーズン中滝桜においでいただいた皆さんが快く拠出くださっているおかげなのです。ほんとうにありがたいことです。
その「滝桜協力金」を今回の事業費に充てながら、来月半ば頃まで不要な枝切りや害虫駆除などの作業が続けられるそうですが、シーズンにはお礼代わりにきっとこれまで以上に美しい花を咲かせて、訪れる皆さんを楽しませてくれるものと思っています。
それにしてもこんな大がかりな作業は見たこともありません。桜の木だけだと比較するものがなくてよくわからなかったのですが、こうして見るといやぁさすがに大きかったんですねぇ。
たぶんこんな姿はしばらく見られないと思いますから、3月半ばまでの限定ということで、一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。ただしシーズンオフなので、残念ながら売店等は一切ありませんが‥‥。
お客さんから足場が出来て凄い事になっているよ、しかし何のために作ったのか分からないよ。とお話を聞いましたが、昨日夕方のニュースで見てすげぇ大掛かりでビックリしました。「滝桜協力金」が使われたとも言っておりました。この様に協力金が形になると地元の私としても一回は見に行き協力金なる物を置いてこないといけないかなぁと思うのでした。
投稿情報: papa | 2009/02/17 18:37
滝桜は満開の時季がやっぱり一番ですが、だ一年を通していろいろな様子も楽しめます。雪の滝桜もまたいいものです。
が、さすがにこんな滝桜はそうそう見られるものではないでしょうね。
自分も協力しなくちゃならないかとちょっと思いました。
投稿情報: hiromaru | 2009/02/21 00:21