現実逃避中です。App Storeから600円もするiPhone用ソフトウエアを買ってしまいました。iPhoneのカメラをHOLGAやLOMOで撮ったような、トイカメラ風エフェクトをかけてくれるものです。
これは、半月ほど前に近所で見かけたトヨペットコロナバンを撮って、それを先ほど画面に表示してiPhoneで普通に撮ったものです。実際の写真はもう少し明るいですし、これほど青みは強くありません。が、とりあえずこれをオリジナルということにして、さぁこの写真がどうなるかというと‥‥。
まず最初は「Dynamic」。思いっきりコントラストが高くなります。どうしても中心部に目が行ってしまいますが、青みもより強調され、アーティスティックっちゃアーティスティック‥‥かな。
次は「Cool」。コントラストが強くなる一方、彩度が低くなります。自分もときどきフォトショでこんな感じの加工をしますが、かなり静かな(っていうか暗い)イメージになりますね。
続いて「Nostalgic」です。うわぁー出ました。四隅がレンズフードに遮られたみたく影になってます(ケラレって言います。上の2つでも出ているんですが、全体的に暗いのでわかりにくかったですね)。そしてピンボケ。いいなぁ。ボンネットフードの白飛びがちょっと強すぎるかなぁ。
最後は「Vintage」。こちらは他のエフェクトと比べてセピア色が強くなります。シャドウ部分をかなり補正するのでコントラストはかなり低くなり、またトーンも低いので、いかにも旧い写真っぽく見えます。
どれもなかなかおもしろいんですが、すでに撮ってある写真を呼び出してエフェクトをかけることはできません。それから、撮った後でどの効果を適用するかではなく、予めどれにするかを選んで(しかもサイズも)から撮ることになります。そのへんがちょっと残念ではありますが、もともとトイカメラってそういう偶然の効果だったりするわけですからね。
写真を加工するソフトではなく、iPhoneのカメラをトイカメラっぽくしちゃうソフト、そこを勘違いしちゃダメなんだなと一人で納得しました。納得するとすっかりはまってしまい、現実からますます遠ざかってしまいます。あぁ関係者の皆様、申し訳ありません。原因はこればかりではないのであります‥‥。m(_ _)m
コメント