国産のうなぎが品薄ですげ高いんだそうな。まぁ急に国産うなぎが減ったんじゃなくて国産と名乗りにくい状況になっちまったんだろうな。自分は国産でなければ食いません‥‥なんて派ではなく、まぁおいしければいいと思うタイプ。だけど、中国産と言われるとどうも遠慮がちになってしまうな‥‥最近。
かつて牛肉と言えば松阪牛くらいしか知りませんでした。現在は前沢、米沢、飛騨、近江、神戸、但馬などなど、ブランド牛は国内に200以上あるんだとか。福島も飯舘牛など県内各地のそれらを総称して「福島牛」でやっていたりします。
そんなにいっぱいあるのに、ブランド故に高価なモノとなり、庶民の口には入ってこないであります。名前こそ知っているけど実は食べたことがなけりゃ当然味も知らない‥‥これがニッポンの特産品であります。
本日私がいただきましたうなぎは三河産であるとのこと。ひつまぶしの聖地・愛知三河の一色産超高級うなぎであります(微妙に妄想中)。いやぁんまいのなんの、さすが特産品は違うねぇ。ホントうまいんです。うまいんですが、1年におおむね1度しか食べないから、そりゃぁ国産だものなんて言われたら、実際んとこ中国産だってその気になってしまうかもしれません。養殖か天然かだってわからない。
関東風か関西風かでも違うし、だいたいタレだって違うんだし。ホントに高級うなぎの蒲焼きを買ってきてそのまま食べるのがうまいか、実は一般ピーポー向け蒲焼きなんだけどためしてガッテン風にちょっと再調理して食べるのがうまいかって言われたら、なんだか後者のような気がするなぁ。パックに入った特上うなぎをひとりで食べるよりは、例え並みでも・どんぶりご飯にのっけただけでもみんなで楽しく食べた方が断然うまいような気もします。それが贅沢ということなのかもしれないなぁ。
ニッポンの特産品を守るためには、消費しすぎに注意しつつ消費していくことがポイントだと思います。土用の丑の日にうなぎを食べるなんてうまいこと考えたもんですね。今日もとにかく暑かった‥‥。残念ながら今年も和久屋のうなぎではありませんでしたが、その暑さを乗り切っていくスタミナがちょっとは付いたような気もします(なのに研修資料はまったく手に付かず‥‥)。
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