散りゆく桜

　三春の桜も昨日あたりまでだったでしょうか。今日はずいぶん花びらが落ちて、淡いピンクのじゅうたんが敷かれたようでした。それでも、朝日に向かって逆光で撮るとコントラストが増していい感じだったりします。
　今年は残念ながら桜を撮って歩くことができないで終わってしまいました。昨日は事務研の歓送迎会でしたが、あそこの桜が好きなんだとか、どこそこの桜をこっち側からこう撮ってみたいんだけどチャンスに巡り会えないんだとか、そんな話で盛り上がりました。それぞれにお好みの桜があるようです。
　そう言えば、三春の桜と言えばほとんどがお寺や神社にあるものがメジャーでしたが、近年町内のあちこちに忽然と現れたかのように実にきれいな桜が散在しているように感じます。公私を問わず大切にしてきた桜が大きく育ってきたんだなぁと思います。

　昨夜ちょっと話した貝山の桜。紅い色がすっかり飛んでしまいましたし、花曇りでさらに冴えないんですが、ゆるい上り坂のカーブを越そうとした瞬間真正面にこんな風景が広がるから、少々感動を覚えたりします（この写真はちょっと斜めから撮ってます）。
　三春はくねくねとした細い道を上って下って‥‥というところばかりですが、この時期だけはそれが功を奏して見事な桜に出会えるのかもしれないと思います。まっすぐで平らな広い道路を整備するのもいいけれど、こんな田舎道だからこそ楽しめるすばらしさもあるんですね。

　さて、桜の季節も終わりを迎えるともうGWです。年度初めの忙しさが続いていますが、そろそろ一息つきたいところ。その前に片付けることが少なくないし、気ばかり焦っているようでもあります。GW前に、GW前に‥‥、それって今週中ってことじゃん！と気付いてため息ついているところ‥‥。
　もう息子が帰ってきました。就活もあるけれど何だかうらやましい。少しでも原稿書かなくちゃと思って帰ってくるんだけど、ついいつもより１缶多く飲んでしまい原稿どころではない。GW前にかなり厳しい情勢になってきてるぞ‥‥。