関東地方も積雪で大混乱だとか。こちらの積雪もさほど変わらないような気がしますが、そこは東北ですから何の混乱もございません。明日朝の凍結は気になるところですけれど‥‥。
これくらいの雪ならちょっと陽が差せば溶けてしまうから、へたに片付けずそのままにしておいた方がいいことも少なくないです。が、休みだしちょっと外に出て身体を動かした方がいいだろうと思い、駐車スペースだけ片付けました。
裏の方へ廻っていくところに猫の足跡がありました。あの三毛猫かなぁ。どこでどうやって暖を取っているものやら‥‥。早く春が来ればいいのにと思いますが、そういう季節がやってきてまた子猫が増えて‥‥だからなぁ。
そんな雪の日となった節分。夫婦二人だけでというのもなぁ‥‥なんて気持ちもあって、結局豆まきしませんでした。
立春の前日と言うことでいわゆる大晦日でありますから、かつては新巻鮭の切り身を焼いて食べたものです。味噌汁を食べ切って洗わないままの鍋で大豆を炒って、それを豆まきに使うのです。また、どの家より早く豆まきをしないと鬼が逃げ込んでしまうので、だから節分の日は早めに夕食を済ませるんだと聞かされていました。
また、鬼が入ってこないように、ヒイラギの枝に鰯の頭を刺したものを出入口のようなところ全部に差しました。実際には、ヒイラギの枝ではなく乾燥した大豆の枝(茎)・マメカラでしたし、小振りな鰯・ホオドシだったと思います。ヒイラギのトゲが痛くて魚は生臭いから鬼は嫌がるのだそうで、ホオドシの頭にペッペッとつばを吐くマネをして、それを軽くあぶって、臭みを際立たせるんだとも聞いたような。
一家の主が豆まきをした後、みんなこたつに集まって残った大豆から自分の歳の数だけ取って食べました。数えて取るのではなくて勘を頼りにひとつかみしてその数をうまく取れるかどうか‥‥なんてゲーム性もあったなぁ。お菓子やみかんも食べながら、トランプしたり双六したり、楽しいひとときだったのです。
寒いこの時期、行事を早めに終わらせるコツがあり、硬い大豆はアゴを丈夫にするだろうし栄養価も高い。そして家族の団らん。鰯を差す別の意味もあるのかもしれません。そんな風習も次第に消えていくんでしょうね。それに替わって最近は恵方巻きですか。そんな風習など全くないのでもちろん食べませんが、文化はそうやって少しずつ変わっていくのでしょう。
さて、実は今日は手術記念日。心臓がふたたび動き出して8年が過ぎました。早いものです。意識こそ取り戻しましたが何かまだボーッとした感じで、翌日・立春の日に「あぁ新しい人生が始まったのかも‥‥」なんて思いましたっけ。暖かくなれば退院できるんだろうな‥‥早く春が来ればいいのにと、そんなことばかり考えていました。病院の中ですから寒さも雪も関係なかったんですけどね‥‥。
自分の中では忘れることはありませんが、でも今日が手術をした日だなんてもう誰も覚えていないようです。そう考えると、手術記念日も節分も、何だかちょっと淋しいなぁ‥‥。
復活祭でもあったのですか
いろいろたいへんだった時期もおありだったのですね
自分も入院した経験ののち
あれこれ考えるようになっちゃいました
さて、恵方巻
家で手作りの「のり太巻き」やっちゃいました
よく言えば流行に敏感
実のところ回りに流されやすい家庭 ミーハです
投稿情報: わに | 2008/02/05 08:12
今年は豆まきしません、というか夫が土日と東京出張だったので、できませんでした。日頃の行いが良い人たちの集まる「東京ふねひき会」、大雪の首都圏からバスが遅れたそうでございます。|ω・`)プッ♪
ところで発情期を迎えたオス猫たちが毎朝毎晩ガラス越しに我が家の可愛いメス猫を目当てにやってきます。(笑)ちぃも昨日手術をして、今日帰ってまいりました。毛の無い腹・・・・ああ、人間の勝手とはいうものの、増えたら飼えないし、と自分に言い聞かせて心の痛みに耐えております。(*_ _)
投稿情報: こうらん | 2008/02/05 14:02
心臓がうまく機能しなくなってたんですわ。なんだか息苦しくなってきたと思ったら、血液が循環できないような状態だったと。凹みましたねぇ‥‥。
それなりの制約もありますが、現在はまぁとりあえずOKな身体なんですが、それよりもやっぱ生活習慣病自慢なオヤジ体質がねぇ‥‥。
ちぃちゃんも手術ですか。他人事とは思えませぬ。御自愛くださいませ‥‥ってそりゃ無理か‥‥。
投稿情報: hiromaru | 2008/02/05 22:39