新春恒例の三春だるま市。朝方はやや曇っていましたが、どうにか青空が広がり、福を求めてたくさんの人で賑わいました。気温が上がらず底冷えの感じはしましたが、明日は大寒というこの時期に雪がないんですからねぇ。良いんだか悪いんだか‥‥。
昔と比べて‥‥なんて言うとアレですが、でも一時期の閑散とした頃からすればずいぶん持ち直したような気もします。このあと夜7時までやってますので、間に合う方はぜひ足をお運びください。まだまだ賑やかです。
三春だるまは郡山市高柴のデコ屋敷というところで作って、その屋敷のそれぞれが店を出しています。このデコ屋敷では、だるまの他に三春駒や三春張子人形、お面などを数百年作り続けているんですが、どれも色鮮やかで全国的に有名です。高柴は元々奥州三春藩の領地でしたから「三春」の名がそのまま残っているわけです。
今年は、世相を反映してか並んでいるだるまの数が例年より少ないような気がしました。特にサイズの大きいだるまが少なかったような‥‥。でも中くらいとかやや小振りのだるまは、売れては次のが並ぶという感じでよく回転してましたね。
食べ物などの店はずいぶん多いような気がしましたが、中でも商工会青年部?の温かいそばが大人気だったような。通りの端の方では植木市も出ていました。梅の木の盆栽もずいぶん並んでいましたが、一足先に春が来たような華やかさでした。雨水まであと1カ月か‥‥。
というわけで、自分もいつもの「本家恵比寿屋」さんから買ってきました。だるまはまず一番小さいものを買って、毎年ひとまわり大きなものを買い足していくものなんだそうです。11cm、13cm、15cmときたので今年は18cmのものを買いました。昨年の15cmは1,300円でしたが、今年の18cmは一気に2,200円にまで上がっていてもう来年が心配です。
じゃぁいつまで買い続けるのかというと、七転び八起きでとりあえず8個だそうです(旧いだるまを引き取る場所もあるので持ってくる人もいます)。縁起物とは言えこの先の4つはさらに大きく=高くなるばかり、さぁどうしたものか‥‥。
これで福がやって来ればいいんだけど、現実はとほほのほ。全部デコ屋敷に持ってかれてるような気がしないでもないなぁ‥‥。ま、家族は健康だし、酒も飲めるし、次から次から仕事はやってくるし、それも「福」なんだろなぁ。これでフトコロが「ふっくら」するように給料上がればいいんだけど、あぁそれは考えないことにしよう‥‥。
あ、そう言えば今年は「福」の年かもだな。夏の福島大会はもちろん、全国さ福島のあれこれ発信だだだだだっ!笑。笑門来福。
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