昨日は約2時間半、今日は約1時間半、山も街も歩きました。
いつもの遊歩道の入口、すでに誰かが歩いていました。遊歩道で人に会うなんてめったにないので気もしていなかったのですが、足跡をよく見ていると途中から(ほとんどの場合)お寺の裏の墓地から出入りしている人がいらっしゃるんですね。雪が積もった時はこういうのもおもしろい。
まぁそれはともかく、山の中はともかく街を歩いているといろいろな人にお会いします。昨日は田舎の友達。この歳だからたいした運動もできないので歩いてるんだなんて立ち話をしつつ、いつになるかわからない飲み会の約束など交わします。
しばらく行くと、作業現場でおじさんが二人休憩中でした。ケータイをいじりながら、あぁでもないこうでもないというやり取りがなんだか楽しそうで(仕事の話なのかもしれませんが)、ケータイってこういうところでもコミュニケーションツールになってるのかと感じました。
天気のいい日の店番。じいちゃんさぞ気持ちいいんでしょうな。ぜんぜん気づいてません。なんだか起こすのが申し訳なくて、お客さんも入るに入れないんじゃないでしょうか。レトロな黒電話です。
さて、別に桜の木を撮っていたわけではなくて、たまたま向いてる先に桜の木があっただけなんですが、やおら車を止めて降りてきて、桜の写真の話を始める知らないおじさんに会いました。どうやら滝桜の様子を見に行くようでした。写真という共通の話題だけ、そういうのもおもしろいもんですね。なぜこのおじさんも写真を撮るのかと思ったかというと、ポケットからカメラを取り出そうとしたんです。出そうとしても引っかかって出せなかったのでやめたようでしたが、ちらっと見えた赤いロゴで「え、ライカ?」と思ったからなんですが、でもライカって感じのおじさんではむにゃむにゃむにゃ。真意のほどは‥‥。
我が家では、シシャモの頭を竹串に刺しただけで厄除けにしちゃいます。めんどくさいもんですから。街を歩いていて本格的な厄除けを見つけました。生臭そう、トゲが痛そう、これなら鬼も近寄らないでしょう。
こうした風習も次第に消えていくような気がします。それって人付き合いが薄れるのと比例しているような気がして、なんだか淋しい気もします。
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