節分

　形だけだが一応豆まきをした、ということにしました。というわけでヒイラギの写真。
　さて、今日は4週間ごとの通院日。いつものように血液検査をし、数ヶ月ごとのレントゲン写真を撮りました。レントゲンは心臓の大きさを診るためですが、いつも次回の診察のときに見せてもらうことになっています。まぁ一時期よりは小さくなっていますが。血液検査は毎回で、凝固状況を診て、ワーファリンの適正な量を決めるわけですが、ずっと5mgだったものが前回から4mgとなりました。固まらない＝血が止まらない、固まる＝血栓や人工弁への影響、というわけでけっこうシビアなんであります。他には超音波検査を年に1回。心電図もあるなぁ。

　年に1度と言えば、今日は手術記念日でありました。早いものでもう7年も経つんだなぁ。あの日は何時頃だったんだろう。親戚のおじさんおばさんまでたくさん病室においでくださって、そこをベッドのまま手術室に向かったんです。麻酔はすでに打たれていて、手術室に入った頃はもう夢中だったんだなぁ。気づいたら集中治療室でした。口に何かくわえさせられていて声が出なくて、50音表で会話をしたっけ。でも生きてたんだ、成功したんだと、ものすごい嬉しさがこみ上げてきた‥‥。
　それにしてもいい日に手術してくれたもんだと思いました。これで身体の中の悪いもの・オニを退治してくれたんだなぁって、暇だからそういうことしか考えないんですよ。7年も経った今は、いかにも当たり前のような気持ちで生活していますが、健康であることがどれだけ大切か、どれだけすばらしいか、それは「あるある」程度の感覚ではとてもじゃないけどわからないと思いますね。何か数字なんか出されるとその気になっちゃって、いかにもデジタル時代らしい感覚に我ながら嫌気がさす時もあったりして、ちょっぴり情けないであります。