FileMaker Pro、6から7へはメジャーバージョンアップということで、かなりの構造改革もなされているのでしょう。全く新しいところからファイルを構築していく分にはさほど問題はないようですが、これまでのファイルをコンバートして使っていくときに、さまざまなトラブルも発生しているようです。
これに対してFileMaker社は、Pro7 v1, v2を Pro7 v3にするアップデータを公開して対応し始めました。このアップデータにより、FileMaker Pro7は相当大きな変容を遂げるようです。
ただしアップデータの容量は112MB。これをダウンロードしなければならない‥‥。とは言っても今や高速ADSL環境ですから。下り秒速12Mb、計算上1分ちょっとで転送終了してしまうのだ。ましてや職場はヒカリだ。光速なのだ。もう一瞬なのであります。
なのに‥‥。ヒカリの先はどうなっているのでしょうか、転送率はわずかに0.7KB/sec、30分もやってるのにフロッピーディスク1枚分にも至っておりません。っていうか、おいおいこれ止まってるよ。残り時間は当初30時間を表示していたんだけれど、転送率はどんどん低下し、あと45時間かかるから‥‥と告げてあえなく力尽きていると‥‥。
データベースは、今やいろんなところで使われています。ということは穴を空けられない。もちろん不具合など以ての外。だからアップデータが公開されればすぐに・一斉にアクセスが始まり渋滞となっているのでしょう。もうぜんぜん進んでくれません。
日中はダメなのだ、だったらこんな超大型台風・TOKAGEが日本全国を襲っている間に、ヒカリじゃないけれど自宅ADSLのフレッツ12Mb(手続きめんどくさくて24Mbにしてません)でコソッとやってしまおうと考えました。するとなかなか速そうじゃありませんか。30時間だの45時間じゃなくて1時間ちょっとで終わりそうな気配。だって0.7KB/secなんて遅さじゃなくて35.9KB/secだもの。っておいおい、MBじゃなくてKB単位なの?どっちみち速くないじゃん‥‥。35.9KB/secってbitに換算すると288kbpsくらいでさ、パソコン通信してた頃のモデムのスピードじゃん。みんな台風どころじゃないんだねぇたぶん。
結局約1時間でダウンロードは終了しました。TOKAGEの効果?はほとんどなかったと思います。下り12Mbpsのフレッツ効果も全く感じられずじまい。そうは言っても、桁違いの速度であろうヒカリに至っては完全停止状態なのだから意味がありません。あぁこれがインターネットの現実なのだ、ヒカリTOKAGEなのだと理解するのでありました。
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