三春町では恒例のだるま市に合わせて今年の希望の一文字を募集していました。仮面ライダー2号・一文字隼人のことじゃありませんよ。
んで、昨日開催されただるま市のオープニングで発表されたんですが、今年は「興」という漢字が選ばれ、芥川賞作家でもある町内福聚寺の住職・玄侑宗久さんがその文字を揮毫した大きな高柴だるまが披露されました‥‥ということです。
※写真は今日の福島民報朝刊に掲載された記事です。
清水寺(つーか漢検)の「今年の漢字」は1年を振り返ってさぁどんな年だったか‥‥ですが、こちらはどんな年にしたいか‥‥それぞれの思いや願いを込めることができますね。それだけにいろんな文字が集まると思うし、だから選ぶ方もたいへんだと思いますが、今回はもうこれで決まりだろうと実は予想どおりの結果だったです。
あえて詳しい説明とかはしなかったのですが(外れたらこっぱずかしいので)、ざっくりとした予想は元日に書いたようなこと。いえいえ決して自慢するわけではありません。みんなそう思っているってことですよね。自分も「興」をイメージしながら今年の思いを書いた次第です。
改めて言うと、結局のところ「地域興し」をしていくことだと思うんです。地域の範囲をどう捉えるかですが、三春という地域、福島という地域、それはもちろんなんだけど、まずはもっと狭い範囲からでいいんじゃないかな。
それは同時に「人興し」であって、地域の人材発掘であり、延いては広くみんなで関わることだと思うんです。それぞれの地域にもっともっと人を集めること。
これまでは「まちづくり」「ひとづくり」と言ってきましたが、新しい何かをつくっていくイメージよりは、現在の取り組みにしっかりとしたテコ入れをしていくことだと思うんです。みんなで関わっていくこと、継続的に関わっていくこと、それが「興」なんだろうなぁと自分は思います。
せっかく選んだ「興」ですから、ぜひ1年を通じ「興」にちなんださまざまなイベントを考えてみてほしいものです。それらが連鎖するように町内のあちらこちらで勃興するようだとおもしろいんですがねぇ‥‥。
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