残念ながら週末まったく歩くことができませんでした。紫陽花と言えば雨なんだから、少しくらいの雨で中止だなんて言ってないで‥‥なんて自問自答もするのです。ただ実際見てみますと雨が降ってるよりも雨が止んでからの方がきれいに写るなぁと、そんな気もしたものですから無理はしない‥‥。
でもやっぱり紫陽花は気になって、今日は夕方帰ってくるときに、また近所の庭先のを撮ってきました。iPhone ですから、特に暗いところはトーンも単調になるんですよね。そんなときは思い切ってレタッチしちゃうんですが、ざっと紹介してみましょう。
まず iPhone で普通に撮る、これがそうです。普通に撮りますが、最終的なイメージを想定して明るいところをどのへんにどの程度収めるか‥‥みたいな構図は一応考えます。偶然の場合も少なくありません。もちろんそのまま使える写真を撮りたいなぁと思ってはいるんですけどね。
次に写真系アプリで思いっきり雰囲気を変えてみます。自分がよく使うのは「CameraKit」もしくは「SuperPopCam」。ぼかす必要がある場合はさらに「TiltShiftGen」で調整します。
今回は SuperPopCam を使い、青味や緑味が強くなる HOLLYWOOD フィルタを使ってみました。これでだいたいにはなるのですが、さぁ次はこれを Mac で・Photoshop でレタッチしますよ。
まず最初に解像度を変更してしまいます。ほとんどの写真は480×360を基準に、クリックして大きくなる写真は720×540ピクセル(縦の写真の場合は480×640ピクセル)ということにしています。
iPhone は微妙にサイズが違うので 1ドット 2ドット切り取っています。
次は色調を調整していきます。
まずシャドウ・ハイライトで暗いところ・明るいところの調整をします。今回はシャドウはそのまま、ハイライトを少し下げて花の陰影をちょっと戻しました。
次は、色相・彩度で記憶色に頼って微妙な色合いを調整します。すでに SuperPopCam で色味を強調しているので、逆に彩度を少し下げました。
続いて、明るさ・コントラストの調整。少しコントラストを上げメリハリをつけることによって陰影が強まり立体感が出ます。また、ほんの少しですが明るくしたり暗くしたりして雰囲気を調えます。
んで最後、アンシャープマスクをちょっとかけて全体にシャープ感を出します。これでかなり生き生きしてきます。
というわけで最初の写真になるわけですが、元の写真と比べていかがでしょう。何でもかんでもやるわけではないのですが、こういう楽しみもまたいいもんです。
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