羽根の様子などディティールはともかく、紛れもなくカワセミですという写真を撮ることができました。初めて撮った前回とは比べものにならないほどカワセミらしい画です。
最近はじっと2時間も待ち続けるのが苦になってしまって、今日もウォーキングの途中一応カワセミもチェックしておくかと思い、20分だけと待ち時間を決めていつものポイントで待機してのことです。だからいつものズームレンズであり、大きさ的には前回とあまり変わりません。等倍で切り出してやったこのサイズ、ピントも甘いし‥‥。
今日は20分待ってもうそろそろ終わりかと思った時、川下からサァーッと飛んでいくのが見えました。ここを素通りしたということは約200m上流の堰跡あたりに留まるだろうと思い足早に追いかけたら、中間地点あたりで滑空したり木の枝に留まったりして、まるで鬼ごっこしてるみたいな感じ。留まった瞬間撮ったわけですが、これじゃ何だかわかんねぇ‥‥。
もっと近づいたらまた飛び立って川上へ。思った通りだなとまた足早に追いかけます。二度三度旋回・滑空を繰り返し、ついに撮りやすいところに留まってくれました。しかし決して近くはないし、ハァハァしてるし、やっとこさ撮ってる感じです。それが最初の写真っていうわけです。
右を見たり左を見たり、じっと川面を見つめていたかと思うと身体の向きをくるっと変えてまたあちこち見ています。残念ながら背中の方は撮れなかった‥‥。
さぁ飛び立つぞと、その瞬間も狙ったのですがぜんぜんダメ‥‥。さっきと同じようにくるりと旋回してまた下流に向かい、少し離れた別の場所に留まりました。また追いかける。でも今度は何となく落ち着かない感じで、すぐに川面を滑るように下流へ飛び去っていきました。
ん〜、思っていたとおりやっぱりメインはこの200m区間なんだな。今回ラッキーだったのは、最初に見つけてからこうして行ったり来たりしてる間、車も自転車も人もぜんぜん通らなかったこと。おかげでずいぶん遊ばせてもらったような気がします。わずかな時間だったけれど、何だか幸せになれたような気がしました。
今度こそ望遠レンズできっちり撮りたいもんです。
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