ワープロ本体はもう数年前に処分してしまったんだけど、フロッピーディスクはどうも捨てられなかったのだ。でも実際は取っておいたことすら忘れてちゃってて、今回は何のためらいもなく処分した。(古い写真のように加工してみました)
とは言えやっぱりその頃の・20年も前のいろんな思い出は、ちょろっとメモした程度のラベルを見ただけですぐに蘇ってくるようで、そこにハサミを入れるのはけっこう勇気が要った。事務机ひとつを占有するような代物だったから、別室に持ち込むしかなかった。冬なんか寒かったなぁ。このフロッピーディスクは10枚セットじゃないと売れませんなんて言われて、泣く泣く1万円も出して買ったっけ。しかも自費。そのケースが5箱もあったが、まぁずいぶん細かく分類しておいたもんだ。プリンタも熱転写のリボンでこれも安くなかった。でも薄くてツルツルのトリコロール紙にくっきりとプリントされたんだよなぁ‥‥。
この巨大ワープロもあっという間にラップトップワープロになった。一方でやっぱりでかいパソコンも登場してそちらに進んだ人も少なくなかったけれど、自分は表計算機能や通信機能まで付いたワープロで充分だと思った。だからMS-DOSを知らない。そんなワープロ専用機でずいぶん長いこと頑張ったような気がするけれど、パソコン通信にはまって実際には5年くらいでMacintoshに乗り換えたのだ。
15年前、Classicを買ったがすぐにいっぱいいっぱいになって半年後くらいにはSE/30に切り替えた。以来何台・何十台のMacintoshをいじってきたのかもう分からないが、そのSE/30が実は今でも元気に動いているというのが自分としてはすっげ自慢だ。その自慢話を始めると年が明けてしまうのでそれは別の機会に‥‥。
5インチフロッピーディスクを使ってたあの頃、システムものんびり立ち上がったものだけど、変換効率だって良くなかったはずだし、プリントだって時間がかかった。1枚の「作品」にみんなで見入り、そして文書の体裁をみんなで確認し合って‥‥、そんなゆとりがあった。暇な人はいなかったし無駄でもなかったと思う。ゆとりがあったんだろうなぁ‥‥。
私もパソコンを置いてある部屋の片付けをしたのです
昔のメディアとか部品とか本体とかたくさん出てきて
それにいろいろな思い出があるのでパッと捨てられず
また埃を払ってもとへ戻してしまいました
使う本体の無いフロッピーやHDDはやっぱり潔く廃棄すべきなのでしょうね
ビデオテープはゴミに出せました(なんの躊躇もなく)
思い入れの違いを感じます
投稿情報: waniko | 2006/12/31 09:10
> ビデオテープはゴミに出せました(なんの躊躇もなく)
> 思い入れの違いを感じます
ん〜わかるわかる。特にMacintosh系はまぁ無理ですね。動かないのに・使うはずないのに・じゃまだと言われてるのに、でも捨てられないマシンが1・2・3‥‥、数えないことにします。でもいつになったらどうなるものやら、自分でもすっげ興味はありますね。(^^ゞ
投稿情報: hiromaru | 2006/12/31 18:23