年越しそば・第１弾

　朝５時起床。10人前のそばを打ちます。つゆは昨日のうちに作っておきました。準備が気になって気になって、帰省した息子と飲むどころではありませんでした。しかも早く寝なきゃならないし‥‥。
　100円ショップで探しては揃えているざるやそば猪口など、用具類一式を手提げのケースに入れて出勤。出かける前に少しだけ茹でて食べてみましたが、なかなかうまいそばができたと思いました。御用納めのお昼にその年越しそばを振る舞って労をねぎらいました。
　しかしまぁ、自分で打ったそばをみんなに食べてもらうなんて、思ってもみなかったことです。自分から「んじゃ年越しそば打ってくるか‥‥」なんて言ってしまったのですが、まだまだそういうレベルではないだけに不安ばっかりで‥‥。

　ネギは刻んで小さいタッパーに入れて持っていきます。そばつゆは人数に応じて適量のペットボトルを利用。わさびはチューブのヤツ。そばは１人前ずつラップにくるんでタッパーに入れます。あとはお湯を沸かし、その間に準備をし、茹で立てを食べてもらうだけと‥‥。
　ちょっと失敗だったのは、ラップにくるんだそばをタッパーに重ねて運んだこと。ぎゅうぎゅう詰めたわけではないけれどそれなりの重さになるから、たたんだところから折れてしまい、短いそばになってしまったのであります。
　そうでなければかなりいい感じだったんだけどなぁ‥‥。プリッとした食感とそれなりのコシ。そばつゆは良いだしが取れていました。皆さんは「うまい」「うまい」と食べてくださいましたが、そのまま素直に受け止めていいんだろうなぁ‥‥。自分としては来年こそは‥‥また次の目標ができました。
　早朝そばを打ちながら、なんでわざわざこんな日にこんなことを‥‥なんて思ったりもしたんですが、こんなそばたった１枚から話はどんどん広がって、どこがうまいとか、誰が打っているとか、今度は一泊でどこそこに行ってこようとか、自分もこんなことをしたいとか、オレはこんなつまみが好きだとか、それならこういうのもあるとか、以前こんなことをしてうまくいったとか、それぞれのいろいろな面が見えて親睦が深まり、結局は仕事につながってきて、じゃぁ来年またみんなで頑張ろうって、そういう大切な時間を作り出せたことが何よりだなぁって、つくづく感じましたね。
　いやぁやってみるもんです。終わりよければ全て良し。あぁ良かった良かった。明日から年末年始の休みです。