気がつくと、どんぐりはほとんど落ちてしまう時期となっていました。いつの間にか生えて大きくなってうっそうとしている庭のどんぐりの木も、いよいよ冬を迎える準備です。
地区の芋煮会がありました。農業を営んでいる人は多分いないとは思うんですが、収穫に感謝しつつ食欲を満たす秋でありますから‥‥。
百数十軒もの世帯を抱える地域ですが、残念ながら集まったのはちびっ子たちも含めて60人程度。それでも昨年よりは増えていたりします。生ビールを準備するよ、豪華賞品を揃えてビンゴゲームをするよ、それも多少は効果があったのかもしれません‥‥。
もちろんそのおかげで大いに盛り上がりましたよ。普段会話することもない方々といろいろな話をすることもできました。こんな機会でもなければ、大人同士のコミュニケーションもほとんどありません。やっぱりこういう場は必要だよなぁと、みんなそう思っていたようです。
子どもたちには、これまた豪華なお菓子セットなど配られ、隣の部屋で大騒ぎです。この子たちだってそんなにコミュニケーションってないんですよね。無口で何となく描いていたそれぞれの絵も、いつのまにか会話も弾んで楽しい共同製作になっていました。
三春町の財政は厳しいものがありますが、田村市にも郡山市にも合併せず自分たちでやっていくことを選択しました。人を集めて町に金を落としてもらうことを考えなければならないのです。そういうことは町が考え、商工会が考え、街のお店屋さんが考えることと思っていましたが、時代はそうではありませんね。町民ひとり一人が考えなければなりません。だからこそ、こういう場にもみんな集まらなければならないと思うんだけどなぁ‥‥。
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