あの大雪のとき以来なので何だかんだもう1カ月ぶりのウォーキングです。そういえば去年の今頃も歩けなかったっけなぁ‥‥なんてことを思い出し、1年経っても何も変わらない現状にも自分にも腹立たしさやらもどかしさやらを感じ、ただ悶々と歩くのでありました。
久しぶりの林の中、歓迎してるのか警戒しているのか、小鳥のさえずりがいつになくにぎやかです。もうごついダウンパーカーはいらないと思いながらも一応羽織っていくわけですが、空気はまだ思ったよりずっと冷たくて、着てきてよかったと思います。
でも身体はそれなりに温まってくるから、ダウンももうそろそろ終わりですね。ネコヤナギのモコモコもほどなくなくなるように‥‥。
枯れて一面白茶けた雑草をかき分けるように、スイセンの葉やつぼみが元気よく顔をのぞかせていました。そういえば papaさんとこのバナーも久しぶりに更新されて、整然とした育ちの良さそうなスイセンになってたなぁ。
季節は雨水から啓蟄に、七十二候は菜虫化蝶(なむし ちょうとなる)になりました。さすがにサナギから蝶へと変わる様子はまだ見つけられませんが、雪解け後のやわらかく温かな土の表層あたりをもぞもぞしている様子は伺えます。我々が見つけられないだけで、虫たちはもうあちこちで春の準備をしているんでしょう。
1カ月前とはもうすっかり様子が変わっていて、否が応でもそうした春らしいものが目に飛び込んできます。
間もなくだなぁと思いながらあちこちの梅を見ていたのですが、近くの川沿いまで来たらもういよいよという段階になっていて、なんだか急にテンション上がりました。うわぁここはもう春が来ちゃってるよぉ‥‥みたいな。それで逆にあせったりもする‥‥。
あせると血圧上がるんだけど、でも何だかんだ言っても歩くって身体だけじゃなくて精神的にもすっごくいい。いいわぁ‥‥って思います。せっかくの休みの日だってのに歩くことができなかったこの1カ月、すっごく損した気分。笑
今年度も正味10日程度。間もなくお彼岸です。それにしても公私ともに激動の1年でした。ちょろちょろ流れる水の様子をボーッと見ているといろんなことが蘇ってきます。
冒頭にも書きましたが何も変わらなかった自分。今さら成長ってこともねぇべと割り切ってみる反面、何とか1年持ち堪えたことは自画自賛ながら評価したいところです。自分なりに感じてきた課題を、今度は複数で共有してしっかりとした目標にしながらやっていかんとね。
まさかのメールからこれも間もなく1年になります。自分はただ心配してるだけで何もできなかったんだけど、やっぱり耐えて耐えて、もう少しのところまで来ました。お彼岸がとても楽しみだ。
そう考えると正に忍耐の1年だったなぁ。踊んねぇけど恋チュンに激しく励まされ、あとひとつにあとひとつのパワーを何度ももらい、ネガティブにならずにどうにか坂道を乗り越えられました。なくしかけた光をいろんな人に思い出させてもらいました。今日は春のやわらかい光がキラキラと輝いていまし‥‥あぁまたぼやけてしまう‥‥歳は取りたくないものです‥‥。(;_;)
明日は明日の風が吹く。今日はもう完全オフを決め込んでボーッとする。春の風を感じながら外を眺めてるさんといっしょに自分も同じ目線で庭を見ていたら、その片隅に春の花が元気に咲いていました。つい数日前まで雪が積もっていたのになぁ。
何の足しにもなっていないんだけど、水面下で、雪の下で、いろんなことをバカみたいに書いています。書いたまま忘れていることも少なくありません。自分の周りの雪がいつ溶けるかわかんないけど、そのときこのバカみたいなことが、小さくてもきれいな花になったらいいなぁ。
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