まさかこれほど記録的な大雪になるとは思ってもみませんでした。先週はもうずっと雪かきばかりで、腰の痛みがなかなか取れません。月曜日からどこに寄るでもなくただ自宅と職場とを往復するだけでしたが、木曜日から少しずつ別のルートを通ってみたりして、改めてたいへんな雪だったんだと実感しています。
今日は少し歩いてみました。飲み会で置いてきた車を取りに行っただけですが‥‥。天気はその後まぁまぁでしたが、今日はさらに青空が気持ちのいい日で少し気温も上がったような気がします。この雪は何だったんだと思うばかり‥‥。
めったにないことなので、雪の被害ってあまり身近に感じていませんでした。が、近くの工場を通ったらトラックがつぶれていました。トラックだけじゃない、何か違うと思ってすすむと金網フェンスまでいっちゃってました。そうそう、ここに屋根があったんだ。その屋根が押しつぶされてしまったんですね‥‥。
歩いて行く途中にも、カーポートが倒れてしまっていたところもありましたし、知人のところもやはりつぶれて車も被害にあったとかって言ってた。ホントたいへんだったんだ。
雪ってふわっとしてるイメージがあるし、パッと見はカドをなくしてまん丸で真っ白な風景にしてしまうから、恐いイメージがあまりないですね。
例えばこの風景。右側の土手の雪はやわらかそうですが、実際には湿った雪が寒さでさらに固まって、しかも表面は日中うっすら溶けてまた凍るから、もう雪の上を歩けます。足跡を見る限りでは昨日?の時点ではまだ少し早かったっぽいですね。
こうなる前に片付けないと手に負えなくなるわけですが、その手に負えない状態になってしまっているのであります‥‥。とりあえず車が通れるようにと除雪してくださった。それが逆に氷の山を作ってしまいどうしようもない。あちこちで雪を削り取りながら道幅を広げる作業がすすめられています。
月曜日の早朝。朝日が見える前に歩いて出勤しました。道路は意外に雪が少ないように見えますが、全体的に積もってる上に轍ができていますので。気温が低かったため、雪はシャーベット状ではなくて砂のようになっていました。融雪剤をまいたからか。いずれにしてもオレのゴルフ絶対無理‥‥そう思ったので歩くことにしたわけです。
んで、無理と思った坂道。きゃーステキな黒塗りのスカイラインかっこいいー‥‥こともないんですよねこうなると。もうどんどん斜めになるばかりで‥‥とにかく下がるしかないですよと言って少し様子を見ていたらうまく下がりはじめたようなのでスルー。
右上の方に見える黒い車もそこで断念して下がってきて軽自動車の方向に進んだところでスタック。どうしたらいいでしょう‥‥って窓を開けて尋ねられてもなぁ。じゃぁ斜めにバックして固い雪の方に乗り上げてから上がってみ‥‥で反対車線を利用して無事成功。
そんなわけだから、どんどん渋滞していきます。三春は坂道が多いからなおたいへんです。
翌日も徒歩通勤。今度は凍り出しました。ガシガシのところは歩きにくい。ここは平らでいいぞと思って油断するとズルッと行くからなぁ。ずっと渋滞してるバイパス沿いの歩道を悠々と歩いてますオーラ出してたら、案の定ズルッと‥‥ホントかっこ悪い。ステーン!ではなくてズルッ!だったのですぐさま体勢を立て直しちょっと膝の雪を払ったくらいで何事もなかったように歩き始めるのですが、膝のところうんと痛かった‥‥。
そして今。道路の真ん中の部分だけガチガチに残ってしまって‥‥。歩いて見てる分には大したことないんですが車に乗るとザワザワする。新雪のようなところをスーッと行くのはいいんだけど、今はあちこちに釘が刺さっているところを自分の車がカンナになって薄く削っていく感覚。刃がボロボロ、うぅぅぅ‥‥って思う。もっと低い車が走っているだろうに、いつになっても腹を擦っています。
えいやっ!とこの轍を脱出して高いところを走る場合もあるのですが、何せ両サイドは雪の姿をしたコンクリート塀のようなもんですから、誤ってスタックなどすると今度はドアが‥‥。
たまたま南岸低気圧の影響でこんな雪が降ってしまいましたが、雨水の候となり、雪そのものの峠は越えたんだろうとも思うのです。最後にドーンとね。ひどい‥‥。
でもそう思えば、あとはどんどん溶けていくんだろうと。少しずつ気温も上がっていくみたい。雪ではなく雨になれば一気に春めいて‥‥なんて期待してしまいます。
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