何だかんだと2週間ぶりのウォーキングになってしまいました。が、雲ひとつない青空、風もほとんどなく、いやぁいい日でしたよ。
いつもの散策路からスタートですが、ところどころに「駅からハイキングコース」という立て看板がありました。どうやら JRさんの企画みたいです。何なら散策路大使など引き受けてもいいですよってくらいおすすめなコースではあるんですが、せっかくの景観なんだから立て看板とかあまり‥‥。
さて、法蔵寺の裏山からお城山を望んでみました。いい色になっています。三春は小さな山の裾に家々がギュッと密集している城下町。鄙びた風情が自分は嫌いじゃありませんが、人口はじわじわ減る一方です。隣が郡山市だからねぇ。
自分にとっての散策路入口は、山の北側の少しくぼんだところなんです。日だまりならぬ「寒だまり」みたくなるところで、他ではとうに霜が溶けていても、ここだけひんやりしています。スーッと冷蔵庫に入るみたいな感じ。
すっかり枯れた葉っぱは真っ白になっていますが、輪郭だけ真っ白になっている落ち葉もありました。落ちて間もないのでしょうか、まだ息があるみたいな感じ。
霜が溶けてススキの穂先にもゆっくりと雫ができあがります。青い空が一層濃く映り込んでいい色になっていました。小さな小さな世界です。
ある程度膨れ上がるまで待って、滴り落ちる前にシャッター切らなくちゃと思って、それでけっこう鼻息を荒くしている自分に笑ってしまいます。
朝日が当たっているところもあります。霜が溶けてそれはまぁきれいな水滴でして、ひょっとしたらこの形のまますくい上げられるんじゃないか、すくい上げてみたいという衝動に駆られます。
久しぶりのウォーキング、久しぶりのカメラ、まだまだこの寒だまりで楽しんでいられるのですが、実はこの先の愛宕神社も気になって。もうそろそろいい色になってるだろうなぁ‥‥。
ということで、それはまた改めて‥‥。
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