9時20分発。昭和のガイドさんの自己紹介がやがて右手左手とコース周辺のなつかしい案内へ替わってきたと思ったら、昭和浪漫紀行ツアーのはとバスはもう最初の目的地・靖国神社へと到着しました。
イチョウ並木の広い参道はフリーマーケットの出店でいっぱいになっていました。晴れたらきっときれいだったのでしょうが、緑から黄へと変わっているイチョウの葉の色は、自分的にはイマイチな色だったんですよねぇ‥‥。
のんびりはいいんだけどこの神社だけで2時間強って‥‥。すっかり飽きてしまったところに小さな雨粒が落ちてきたような。だから急いだ方がいいと思ってたんだけどどうしようもないですね、こういうツアーは。
最後の乗客を待って次の皇居へ。バスを降りてすぐの楠木正成像前で平成のガイドさんがあれこれ説明してくださいます。こういうシチュエーションどっかで見たような気がするんだけどどこだったかなぁ。それにしてもでかいねぇこれ。
時おり青空も見えるんだけど風も吹いてきました。目指す二重橋へぞろぞろ歩いていきます。先客がお堀の手前で二重橋をバックに記念写真を撮っているのを見て、さっきのシチュエーションを思い出しました。中学の修学旅行で皇居へ来たときに、そうそうこの二重橋前で記念写真撮ったんでした。
希望者は後でお求めください的にツアー参加者全員で記念写真を撮って、そのあとはガイドさんがそれぞれのカメラで撮ってくれます。数人ぐらいずつ撮るから後の方のグループを撮る頃にはもう最初のグループは歩き始めてしまいます。しかも雲行きが相当あやしくなってきたもんだから急ぎ足になってる。その先頭に立つべく平成のガイドさんが最後尾から走る走る‥‥。笑
ホントにギリギリ、楠公レストハウスに戻る頃に雨が降ってきました。わずかに降られはしましたが、どうにか逃げ切った感。無事ここでお昼となりました。
江戸のエコ弁当とやらをほおばりながら、ビールや二重橋って日本酒なんかもいただきながら、懐かしい中学時代の修学旅行に思いを馳せてみるオレ‥‥。
ひょっとしたらと思って中学時代のアルバムを引っ張り出してみましたところ、ほらほらやっぱりありましたよ、その記念写真が。でも残念ながら 2〜3センチの小さな写真でありまして、誰が誰やらさっぱりわかりません。これが記念写真かよとガックリ。どうせだったら楠木正成像の写真は省いて集合写真を倍の大きさにしてほしかったぞぉ‥‥。
こういう写真って当の本人はどれが誰だか何となくわかるような気がするもんなんだけど、さすがにこれはまったく見当つかないっす。今さらだけどホントにオレたちか?なんて懐疑的になったりもする‥‥。
修学旅行全般を通して記憶がほとんどないのも事実なんです。この場所で記念写真を撮ったことだけがふっと蘇ってきたのは不思議です。人間何を覚えているかわからんねぇ。
歩いたり見学したりのときはぐったり気味。飲んだり食べたりは俄然張り切るおっさん組。お昼の間に天気はすっかり回復していました。おっさんたちもちょっと元気が出てきてさぁいよいよラストです。ヒアウィーゴー!
コメント