朝少し早めに集まって観察会をすることになったので自分も参加してみました。減光フィルターとか買いそびれてしまったから、とりあえず肉眼で見られればいいやと思いつつ一応はカメラ持参。
結局のところどうしてもカメラに収めたくなって、フィルターなしでこんなふうに撮れました。かろうじて金環状態にはなりましたが左上の方が若干太いから、光の強弱でかなりずれてるように写ってしまいました。でもまぁ十分かなと。
(写真はいずれもトリミングしました。)
07:03。雲がけっこう厚そうで今日は無理かと思っていましたが、次第に雲が薄くなってきて欠ける様子を肉眼で見ることができました。これくらいの雲の厚さのままでいてほしいとさえ思いました。
07:38。金環食。シャッタースピード 1/4000。あたりはうっすらと暗くなり何となく肌寒ささえ覚えました。ちょっと飽きている生徒もさすがにこの瞬間は空を見上げていたようです。正に世紀の一瞬でした。
07:39。わずか1分間。下の方からまた欠けて行きます。
07:52。レンズの先に日食観察シートをかざしてあれこれやっていたんですが、ようやくコツをつかんだのがこの頃。シャッタースピード 1/320。単純に言えばこのシートをレンズのところに固定しちゃえば良かったんだよねぇ。
事前に少しは情報入手したつもりだったんですが、さもなければ目もカメラもとんでもない目に遭いますよみたいなやたらガチガチな話ばっかりで、正直めんどくさくなっていたんです。冷静になって準備しとけば良かったんだよなぁ‥‥。
さて、日食グラスを通して見る方法以外にもいろいろやりました。これは鏡を使って暗いところに反射させる方法。ずっと固定して位置や形の変化を観るのもおもしろいですね。でもわざと鏡を揺すって楽しんでしまうのです‥‥。
こちらはピンホールを利用したもの。筒状のもので先端に小さな穴をあけて、反対側に映る様子を見ました。穴の数だけ小さな日食が映ってかわいいです。
だいたい7時から8時までの約1時間、久しぶりに理科の授業を受けたようでなかなか楽しかったです。今は復習してるような気分ですが、返す返すも予習の大切さ‥‥。
まぁ今回の反省をあれこれ活かして、次回・ちょうど300年後だそうですから、そのときこそは‥‥生きてねぇよな。18年後の北海道だってあやしいよなぁ。
と思って調べてみると、意外や意外、6月6日に「金星の太陽面通過」ってのがあるらしいですよ。午前7時頃から6時間半以上かけて太陽の前を金星が移動するんだそうで。もうこれっきりと思っていた日食グラスは捨てずに取っておきましょう。自分は少し工作してみますが、太陽のほくろを撮るようなもんだからあまり期待はできないかなぁ‥‥。
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