午前中は出かけられなかったので夕方少し時間を見つけて歩きました。そういえば先週歩けなかったんだよなぁ。天気はまずまずだけどもう日が傾いちゃってた。やっぱ午前中だね。
今日も眼デジ持たず iPhone だけ。朝方までに降った雪が日陰では溶けずにテカって歩きにくかった。もう12月も半ば、いよいよ年の瀬だもんそりゃそうだよなぁ。
年の瀬と言えば 12.11で震災から 9カ月も経ってしまいました。早いもんです。早いけれど何も変わっていないような気もします。ステップ2達成・原発が冷温停止状態に至ったとのこと。はいはいだから何ですか‥‥というのが福島の大方の気持ちだろうと思います。
ここにきてようやく地震関連の復旧工事が始まりました。原発事故対応からこうした地震災害対応へとシフトしてくるということなんでしょうかねぇ。
陥没してしまった職場前の道路もようやくです。夏頃には‥‥と言ってたんだけど。まぁこれも補償の関係なんでしょうね。県や国の補助事業が確定したということか。
自分とこも地震保険等の審査が終わりました。大したことないと思っていましたが、よく見てみると意外にあって驚いちゃったなぁ‥‥。
一方で放射線の除染はいったいどうなるものやらという状況です。町内では行政区単位で道路などの除染作業がすすめられています。高圧洗浄機などを買って役員さんやPTAの方々が消防団の協力も得ながら、特に通学路を重点的に洗い流すなどしています。地区全戸の力を合わせてとも思いますが、人手が多すぎてもどうしようもなく‥‥。
わずか 0.1マイクロシーベルトでも下がる効果があればと必死です。何キロもの通学路をたった1センチくらいずつ弧を描くようにすすんでいくんです。手間も時間もお金もかけて、でもその思いとは裏腹にやっぱりわずかな効果しかない‥‥気の遠くなるような話です。
通学路と言っても幹線道路がやはりメインで、結局のところ気休めでしかないような感もあり、いやもちろんそうした作業を否定するつもりなど毛頭ないのですが、生活圏ということで考えるとホント打つ手なしという気さえするのです‥‥。
いつもと変わらない普通の風景の中で、極めて特殊な生活を強いられています。いいえ、努めて普通の生活をしてはいるのですが、いつも心の中に大きな不安を抱えながらの毎日なのです。自分は普通に振る舞ったとしても相手がそれを是としなければやっぱり非なることなのかと一歩引くんですね。それほど深い意味はなかろうとは思うけれどおいおいそれはちょっと違うんじゃね?ってドン引きすることもあります。
温度差ももちろんあるんです。その温度差に合わせながら生活していくことにも疲れてきました。想像以上のストレスです。
早いんだか遅いんだか、ふわふわなタンポポなんか見つけてうれしいような悲しいような。忘年会のシーズンだってのに‥‥。夏頃には自粛ムードもなくなり飲み会もまぁそれなりになりました。忘年会もおおむね普通に開催されるでしょうか。何を忘れたらいいのか、何を忘れてはならないのか、そんなこと考えずに飲みたいものです。
8万だとか40万だとかって話も出てきましたが、対象地域・範囲のあり方、年齢的な基準などに疑問の声も上がっています。線引きは必要なんでしょうけれど、1か0かという現状ではないというのは明らかです。
逆に言えば、補償対象となるここはやはり危険な地域だということでしょうか。歩かなくちゃとは思うけど、何となく、少しずつ、足が遠のいてるような気もするんです。いつもと同じ冬晴れの空の下、モグラ避け?のペットボトル風車がカラカラと乾いた音を立てながら回る様子に、なお一層寒さを感じたりしました
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