半年ぶりの眼科通院。さっさと終わらせて、間に合えば田村高校の試合を観ようかなと思っていた。久しぶりの高校野球・夏の甲子園福島県大会1回戦、ビミョーにテンション上がる。
が、視野検査のあと眼底検査ですが大丈夫ですか?って話。
え゛? それって3時間くらい帰れないんですよね。
えぇそうですねぇ。無理だったら次回なんですが通院のたびやってますから‥‥。
野球観戦に行く気満々だったのですげがっかりしたんだけど、そうも言ってられないなと思い直し、大丈夫ですと覚悟を決めるオレ‥‥。
散瞳剤を点眼され待つこと20分。いよいよ周囲が見えにくくなってくる。
ちょっと早いですがどうですかと瞳孔の様子をチェックされ、あ大丈夫ですねと診察室へ。わずか数分間、レンズをあてがわれ光を当てられ、(視野検査の結果も含め)大きな変化はありませんから次また半年後に‥‥と。
悪い結果ではないからホッとするが、ここからが長いのだ‥‥。いや、3時間なんてあっという間。本を読んだりブログ記事をメモったり、ゲームソフトだっていくつか入ってるし、iPhone持ってて良かった‥‥と思いたいのだが、実際んとこ目がつらいのだ。何かを凝視していることがつらいのだ。もちろん外になんか出たら目を開けていられないから室内でじっとしているしかない。ただボーッとしているしかなくて、3時間はとてもとても長いのであった‥‥。
のどが渇いたから売店でお茶を買って待合室みたいなとこでボーッとする。モナ王食べながら楽しそうに会話してるご夫婦、何だか幸せそうだった‥‥。でもなんでモナ王だったんだべなぁ。単純に食べやすいからか‥‥。まぁいいや。なんて感じで、あーでもないこーでもないと他愛のないことを考えつつ時の経つのをひたすら待つのだ。
5分が長い。5分おきに時計を見てしまう。さっき見たばかりじゃんと思う。しかも焦点合わねぇし‥‥。足を組み直す。外に目をやる。眩しい‥‥。室内に目を移す。いろんな人がいるなぁって思う。仕事柄、毎日毎日同じ人しか見ない生活である。いろんな人がいるってことがやたら新鮮であるから、へぇ〜とか思いながら人の行動をついつい追ってしまう。ハッと我に返って目をそらして時計を見る。その繰り返しだ。
腹減った‥‥。2時間ちょっと過ぎた。帰りてぇ‥‥。外の様子は相変わらずだけどもうそろそろいいかなぁと思う。曇り空の一番白いところ・太陽があるっぽい方向を直視してみる。あ、まつぽい‥‥。まだだなぁ、サングラス持ってくれば良かったなぁ‥‥とあきらめる。でもちょっと前とは明らかに違って、外を見ていられるようになった。
2時間半経過。もういいだろうと思って病院を出る。が、やっぱり目を細めないと歩けない。ショボショボする。視界もちょっと狭い。次第に慣れていくしかないのだ‥‥。
ところで、明るい室内から曇りの屋外へ出て、光量にどれほど差があるかなんて考えることはほとんどないだろう。瞳がしっかり働いてくれているんだな。ありがたいことだ。最近近視が若干進んで老眼も出てきて、メガネが合わなくなってきて、何となく疲れる。ブログ更新が遅れているのもそのせいかもしれない(でもないかもしれない)。測ってもらったらほんの少しの違いなのだそうだけれど、格段に違う世界があることがわかって作り直す気になった。
目が見えるってほんとうにありがたいことだ。あの頃に帰りたいと思っても帰れないのが目だ。野球の試合もカメラに収めたくなるような風景も家族の姿も、健康な目があるから見えること。大切にしなくちゃならないなぁとつくづく思った。皆さんもお大事に。
こんばんは。
私もひょっとしたら同じ症状持ちかもです。
散瞳剤の後遺症の、その辛さというかもどかしさ、わかります、わかります。
私の場合は、視野検査中に「あ!見逃したかも・・・」とか「うん見えたよ確かに見えた」などと自問自答というか葛藤してしまい、結構しんどいです。
投稿情報: あみーご | 2009/07/11 18:30
あみーごさんこんにつわ。
視野検査、簡単そうでつらいですよねぇ。けっこうゲーム性があるじゃないですか、
かろうじて見えた弱い光を、親指ががんがん駆逐していくような。(^^;
最初はそれでいいんだけど次第に飽きてくる。寝てはなるまいとムキになって、
あてずっぽになって、でも自分見えましたから、いや見えましたから、なんて
親指で意思表示するんだけど、やがて空白の時間ができるのね。
どこ見ていいのかわからないというか、どこも見てないというか‥‥。
でもまぁ自分半年ごとですから、健康管理のためと思って我慢してます。
あみーごさんもがんばってなぁ‥‥。
投稿情報: hiromaru | 2009/07/12 00:37