葉っぱが全部枯れ落ちて、枝が末端まで見えるようになるこの時期のこの木が大好きです。いつもの遊歩道・里山の中にドンとしており、遠くとか高いところから見えるわけではないので、いつもこうして根本から見上げているわけです。
大好きな理由はその枝ぶり。下から見る限り、ぐるぅ〜っとまぁ〜るく360度枝が広がって、しかもそれが細かく細かく枝分かれしていて、ちょうど毛細血管の如く末端まで行き渡っているかのように見えるからであります。こんなにいっしょうけんめい生きてるんやでぇ〜って言ってるような気がする‥‥。ものすごい細かい枝だけれど、でもそんな細かいことにこだわってどうすんねん!と言われてるような気もする。
この木を見ると何か勇気づけられるような気がするというか、何かホッとするような気もするんだなぁ。春の新芽の頃も、うっそうとした夏も、もちろん黄色く色付く秋もやっぱり大好きでありまして、だからこの山の中に入ってくるのかもしれないな。
今日もいろいろあったけど、だからってそこまで行くわけにもいかないから、写真を見て元気出してます。それでいいのだ。
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