おぼろ月

　昨日か一昨日が満月だったのでしょうか。今夜は少し欠けてきた感じの月です。うっすらとかかる雲にぼんやり見える「おぼろ月」でしたが、それって春の月のことですかね。
　おぼろげに映っていた月でしたから「おぼろ月」でいいとは思うんですが、そのぼんやり感を撮りたかったのに、実際は意外とシャープになってしまってました。キリッと撮るつもりだったときにはぼんやりしちゃったりするもので‥‥。

　おぼろと言えば、記憶がどんどんおぼろになっています。最近は朝食べたものさえ忘れるようなありさま‥‥。あ、朝はバナナしか食べてなかったな。
　いろんな出来事が思い出せません。去年こうだったよねぇ‥‥と言われても、その時の光景がなかなか浮かんでこなかったりするわけです。こう言ったんですよね‥‥と言われても、そんな話題になぜ触れたのかが分からなくてつじつまが合わなかったりするわけです。
　写真に撮っておくとか、日記に書いておくとか、そのコンビネーションでもあるブログとか、自分は本能的にそうしているのかもしれないと思うようにもなりました。撮った直後はなんでこんなヘンな写真まで取っておく必要があるんだろうと、書いてるときは何でこんな些細なことを長々書く必要があるんだろうと思うんですが、振り返って見たり読んだりすると、おぼろだったあれこれがまざまざと蘇ってくるような感覚になるし、ヘンな写真や些細なことがトリガーになって「おもろぉ」になったりするんですわ。

Comments

[投稿情報: papa]

仕事終わりお店のブラインドを下ろそうとしたらこの写真よりも月がもっと雲に隠れていました。一応カメラで撮影しましたが、ただ暗い中で光っている光源でしかありませんでした。この様な写真を撮りたかったのです・・

[投稿情報: hiromaru]

papaさんのカメラは高倍率ズームですよね。よりブレやすくなりますから三脚を使うとか、台を使うとかした方がいいでしょう。その上で、セルフタイマーを使います。シャッターボタンを押しただけでもブレる場合がありますから、手を離したあと２秒くらいでシャッターが切れる方がいいわけです。10秒も経つとけっこうずれたりします。
それから、光源のように写るのはシャッタースピードが遅いからですね。暗いように思いますが、実は月そのものはかなり明るいんですよ。もちろん、月をどの程度の大きさで撮るかにもよりますから、マニュアルモードにしてシャッタースピードを加減しながら液晶画面で確認してみましょう。