最初のカメラを2年ほど使った後、必要に迫られてカメラを新調しました。迫られた‥‥と言うより次の目標がはっきりした‥‥からなんです。高校野球を撮ってる頃は何となくスナップ写真的に撮ってたんだけど、今度は風景や花、自然をグイッとアップで撮ってみようと思ったんです。LUMIXにこだわったわけではないんですが、コンパクトながら12倍ズームに手ぶれ補正が付いてるというので、このLUMIX FZ5にしたわけです。
他にカメラはないので最初のカメラと比較するだけだったんですが、いわゆるコンパクトデジカメではなく、カタチも含めてかなり「普通のカメラ」に近いと思ったものです。とりわけ12倍ズームは驚くほど被写体に寄ることができて、それまでの「楽しい」が「もっと楽しい」ものになったし「さらに大きく」写るものだから、何を撮ってもおもしろかったんですね。
スイッチを入れると小振りなレンズがにゅーっと延びてくるんですが、レンズアダプタ(とMCプロテクタ)を付けると、いっちょまえの一眼レフっぽく見えるところもお気に入りでした。
カメラじゃなくて写真だろうという思いもあったから、一眼レフだろうとコンデジだろうと、いい写真さえ撮れればそれで良かったし、逆に一眼レフじゃなくてもこういう写真が撮れるんだみたいな写真を撮りたいと思っていたものです。
それだけ気に入ってくると、いろんな機能も試すようになります。連写であるとか露出補正であるとかマニュアルモードとか。実はそんなことはあまり気にしていなかったんですが、そうして少しずつカメラらしい(?)使い方も覚えた次第です。同じLUMIXシリーズということで、基本的な部分を気にせず次のステップに進めたというのも大きかったかも‥‥。とにかく2つめのカメラには写真の幅や奥行きなども教わったというか、カメラに対する意識を大きく変えられたような気がします。
すっかり過去形な感じですが、今でも現役で活躍しています。カタチこそ普通のカメラですが、けっこう小さいのでサッと持っていくことができます。たぶんこのまま使い続けると思いますが、唯一後悔しているのがシルバーボディ。ブラックの方がよりそれっぽかったかもなぁ‥‥と思うのでした。
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