前の職場におじゃました帰り、あたりはもうすっかり暗くなっていたんだけど、西の空の裾野がまだオレンジに輝いていたので、久しぶりに片曽根山頂まで(車で)登ってみた。
黒い雲は西側の山並みまでは覆いきれず、その隙間からこぼれる夕陽が鮮やかで何だか懐かしかった。山並みの下に並行して郡山市内の灯りが輝いていた。今の職場からはそれらがもっとリアルに見えたりするんだけれど、広角レンズな一眼レフでも持ち出さない限りこれほど広範には撮せないのだ‥‥。
明日は採用当時の職場のみんなが集まる会がある。久しぶりで楽しみだったんだけど、都合があって参加できない。間もなく30年になるから、当時の校長先生は間もなく90歳になるということだ。新採用の我々を除いて当時男性で一番若かった方でさえ、とうに還暦を過ぎている。失礼な話だが、だからこの先は全員参加できるかどうかわからないだけに、今回は全員参加なのに‥‥と言われるとさらに凹む。でもまぁ、次回こそ全員参加であることを期待するしかない。
かつては、○○さんにさえ会えればいいやなんて気持ちがなかったわけではないけれど、でもやっぱり広角で見るように全体として捉えたとき何かが足りないと感じるような、そんな感覚もわかるようになった。先が短くなればなるほど、何かが欠けることは淋しいものであると思う。今回ばかりは如何ともし難いのだが、ホント次回こそ‥‥だ。
今年購入したバイクで行き先が無い時や時間がない時はよく片曽根山に行きます。papaも片曽根山からの写真を撮ってみます
投稿情報: papa | 2007/11/04 13:14
同じ場所、同じ方向でも、時刻や天気で全く違った写真になりますからね。そういうこだわり方の写真もおもしろいものです。
車で走っていると、あ、今のこの風景!と思うことがあります。止まってゆっくり撮影していられない、カメラも持ってきていない、そういうことが少なくないんですよね。できればそういうロケーションデータベースを構築して撮影に臨めたらいいのになぁ‥‥なんて思いながら先を急ぐわけですが、また次の瞬間で感動して、前の分を忘れ、最終的には車から降りた瞬間に全てを忘れ、結局なにひとつできないんですけどね‥‥。
投稿情報: hiromaru | 2007/11/05 21:31