虹と事故と

　雨の予報だったけれど天気はどうにか持ち堪え、中体連も無事終了した。昨日はソフトテニス３位、バレーボール準優勝、今日はソフトボール優勝と、とにかく大活躍だった。　
　それを祝福するかのように、夕方雨がぱらついたあとに陽が差して虹が見えた。あまり大きくはなかったけれど、虹を見るとなぜか気持ちがポジティブになってくる。次の大会はもちろんなんだけど、ぜひ駅伝まで頑張ってほしいし、合唱もそうだし、活躍できる場はまだまだある。今回は悔いが残ったとしてもチャンスはまだまだあるんだから、気持ちを切り替えて向かっていくことができれば、きっといい結果に結びつくだろうと思う。そんな希望の虹なのかもしれない。
　とは言うものの、虹と言うと１年半前の事故のことを思い出してしまう。あの時は数日前に虹を見たのだった。すばらしい虹の架け橋になるのだろうと思ったんだけど、待ち受けていたのはとんでもない現実だった‥‥。
　今日の虹を見てそんなことが頭の中に蘇ってきたんだけど、でも今回は事故の後だ。そうだそうだ今回は違うぞ。車がぶつかったのはもちろん「当たり」だし、虹はそれぞれがイメージする夢「ドリーム」だ。買ったのは６月「１」日だから、「ドリームジャンボ１等大当たり」としか考えられない。
　とすると腕時計や傘は‥‥。そうか、当選金で買いなさいと。あ、ひょっとすると車もかぁ？　って、ま、そんな「捕らぬ狸の皮算用」なでっかい夢を買ったんであって‥‥。となぜか急にネガティブに‥‥。いかんいかん！イメージが大切なんだから。