春の運動会を計画していた小学校がいっぱいあっただろうに、午前中は雨の土曜日。お昼前頃から雨が上がったわけですが、思い切ってやったところは良かったかも。
草がすっげのびている我が家。今日は草刈り中止かと思いましたが、実家から機械を借りてきて午後から草刈り。何せフキもしっかり育ってるくらいだからやりがいはあります。でもそのフキがかなりしっかりしてていい感じなので、草刈り前に収穫した。フキを食ってみることにしました。
小学校・中学校のとき、この時季「フキとり」がありました。全校あげてフキを収穫して出荷し、その売上金を児童・生徒の活動資金にしたんですね。野菜が嫌いだった自分は山菜を食べるなんてなおさら信じられず、フキとりをして金になるということが信じられませんでした。採ったフキの葉っぱをちぎって、茎の部分だけを学校に集めてそれを出荷したのですが、小さい学校とはいえそれなりの量になっていたから、けっこうな資金になったのだろうと思います。
さて、葉っぱを取って一度洗います。山から採ってきたのではなくて庭で採ったというのがすげぇ。っていうかちょっと恥ずかすぃ‥‥。
これに塩をちょっとまぶしてぐりぐり転がしてやります。板ずりって言うそうです。表面の薄皮みたいのが取れるらしく、また味がしみやすくなるのだそうで。
短いものはかまわないんですが、長いものは半分に切って茹でます。茹でる臭いがちょっと懐かしい。小さい頃ばあちゃんが茹でてたのを思い出しました。どれくらい茹でればいいのか分からないので15分くらい茹でてみたんですが、若干茹ですぎだったかも。
これを水で冷まして皮をむきます。根っこのところに爪を立ててツーッと引いて一回りするんだけれど、1時間以上かかってしまいました。これが一番たいへん。ばあちゃんも爪を真っ黒にして皮をむいてたっけなぁ。
皮をむくとかなり鮮やかで透明感のあるきれいなフキになります。このまま一晩水に浸しておくのだそうだけれど(アク抜き?)、すぐ食べてもぜんぜん大丈夫っぽいのでちょっと食べてみることにしました。待ってられないのであります。
かあちゃんは飲み会。冷蔵庫をあさったら油揚げがあったので、ニンジンとともに炒めてみました。これがうめぇ〜っ!のだ。茹で方オッケーだったかも。洗って切ってくらいで使える食材と違って、ずいぶん手間はかかるんだけれど、材料費ただってのはいいよな。
ただではないけれど、草を刈るくらいなら畑にして野菜でも作ればいいものをと思わないでもないですが、何せモノを育てるのが苦手でありまして、どっちみち雑草だらけになるのは目に見えてます。これくらいのヨロコビがちょうどいいんであります。
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